2023年9月10日日曜日

プリウスミサイル?

番外の番外      (別館の目次は右のwankoの鼻をクリックしてください)👉 

これがプリウスミサイルの一因?

 かねてから、いわゆる「プリウスロケット」の原因の一つが、シフトレバーをはじめとした「先進的な雰囲気づくり」にあるのではないかと思っていました。特に「前回」買い換えた車からやっとオートマチックになった(時代遅れの)私などは、あのシフトレバーは絶対間違えると思っていました。

 だから、プリウスロケットの当事者となってしまった「老人」の報道にも、すこし、同情していたのです。「また高齢者がアクセルとブレーキを踏み違った」というステレオタイプのメデイアの報道も読者の誤解と先入観を生んでいると思っています(そもそも調べてなどいないだろう?)。

 もっと、自動車メーカーにしても、警察にしても、メデイアにしても人間工学的発想が、ないものかと思う・・・

 この手の事故報道の横に写っているのがたいてい「プリウス」であることにだれも気が付かないのもおかしいとおもいませんか?T社だから批判(疑念)しにくいのでしょうか?

 最近、やっと「自動車評論家」の中でもプリウスのシフトレバーの感覚的わかりにくさを指摘する方が出てきました。パニック時には潜在意識が表に出てしまう傾向(古い脳が表に出るがあるはずだ。そのギャップを「あたらしい車」で作るっているのではないでしょうか。 

 下に引用したのはたまたま最近みつけた「大人の週末web版」というネット記事です。危機は改善される様子はなく、むしろ他社にも及んでいることを心配しています。

 昔から車を使っている人達は、「操作系」を飾ったようなハイブリットやら電気自動車もどきには乗らないほうが身のためのような気がします。パイロットのように「機種変更」の厳しい(前の機種の特徴を忘れさせるような)訓練などないのですから。

 メーカーは相変わらず「使い方をまちがった貴方が悪い」というだろう。確かに運転席にいた「老人」は「なにかにあわて、即座に(設計者が要求する?100%正しい動作をすることができなかった」のかもしれない。しかし、その程度で「暴走」を誘発する新しいシステムとはなんなのか?必要な変更なのか?と思うのです。

ノーマン先生いかがですか?

 問題はそこにあるのか?直近の現場にいた人の小さな間違いを一つ見つけて「これが原因!」と結論づける発想は、とっくの昔に否定された思考法ではなかったか?こんな会社が自動運転の車などを考えてよいかどうかも疑われます。

 「大人の週末web版」

https://otonano-shumatsu.com/articles/328566


下の写真、左端はエンジン車、そこから右は各社の新型車(EVやハイブリッドなど)。シフトレバーが抜けているわけではありません。

もちろん「これだけが原因」とはいいませんが、「エラーを誘発するデザイン」「パニックを増悪するデザイン」であることに間違いはありません。

そのほかにも大昔に「オートマ車の暴走(エンジン回転数の上昇)」という事件もありましたし、「見えない電気?」EMIの影響も考えてほしいと思います。



こちらも参考:ヒューファク安全情報 「プリウスがまた暴走」2023.2.18.の記事


本館ヒューマンファクター講座





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